第1回全国津波フォーラム開催

 

9月22日(日)東京タワー1階タワーホールで第1回全国津波フォーラムが開かれました。慶應大学や明治大学などの大学生が中心となって、首都圏でも防災意識を高めてもらおうと企画されました。齊藤賢治館長もかけつけ、テレビ取材3局、新聞社の取材1社に対応していました。

左は翌日報じられた岩手日報の記事。フォーラムは学生の取材をもとにしたプレゼンテーションのほか、被災地出身の首都圏在住者を交えたパネルディスカッションを行い、震災の教訓を5000年先まで伝える方策などを探りました。

 

出席した俳優の横道毅さんは「8/8の誤った緊急地震速報の際は高校野球の試合を止めてでも確認すべきだった」と厳しく指摘し、主婦で支援活動に積極的な土井尻紀子さんは「大事な家族とどうやって避難するかを考える機会を義務づけるべき」と提起しました。最後は津波伝承館のテーマソングAreareaの「未来へ」を一緒に歌ってフォーラムを終了しました。