高校生はここまでできるんだ!という気持ちを込め、夏休み最大のイベンを有楽町駅地下広場で開催中です。「(伝える3.11)∞~高校生から広がる『わ』~」は8/24までです。
プレスリリースは…こちらのリリース
実施のもようは…こちらのウェブアルバム
実行委員長の中神響子さんは…
あなたにとって大切なものは、なんでしょうか。
自分、家族、友人の命。
それから、震災の記憶と学び。
私たちは「大切なものが流されないように」
というコンセプトのもと、
今回のイベントを企画しました。
2011年3月11日。
その日は、今の世代の日本人全員の記憶に刻まれていると思います。
しかし、あの日から3年半経つ今、少しずつ、でも着実に、薄れつつあります。
実際に震災に立ち会った私たちの世代ですら風化が始まりつつあることを認めざるを得ない状況の中で、次世代の子供たちは震災についてどれほどのことを聞かされるのでしょうか。さらにまたその次の世代には?
私たち実行委員は、震災後実際に被災地を訪れて、被災された多くの方の震災にまつわる話を見て聞いて、肌で感じてきました。そして、それから感じた人間の強さや、人間の力ではどうしようもない自然の力を、実際に東北に行ったことのない人たちにも、伝えたい、ということを考えました。
あれほどの大震災は、1000年に一度のものと言われています。
その震災の学びを、5000年先まで伝える、ということをテーマとしている大船渡津波伝承館の思いを、少しでも東京の人たちに伝えたいんです。
もちろん、すべての人に伝えることは至難の技です。
百人の方に呼びかけて、実際にきてくださる方はたった一人かもしれません。
しかし、ほんの一握りの割合だったとしても、伝える、の「わ」を私たち高校生がどこまで広げていけるか、最後まで頑張ってみたいと思いました。
これから1週間、全力で駆け抜けたいと思います。